もしかしてやまのなでしこ


プジョーに乗ってるみたい。
by yamanonadeshiko
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言い訳

そう言えば、正月明けのテレビ番組で、やたらと早食いだの大食いだのってやってたのを思い出しました。


どのチャンネルを回しても皆さん食べる食べる、本当に良く食べますよ、
皆さんは。

その時、丁度うちに招いたガーナ人なんて、
もうテレビに釘付けでしたよ。
途中から怖くなったのかテレビの脇をバシバシ叩きながら
「Stop!Stop!」
なんて必死に止めようとしてましたが、
残念な事に、その思いは結局届かず、
白田君は綺麗にカレーを20皿完食してしまいました。

その瞬間、白田君の暴食を止める事が出来なかったガーナ人は
「No----!」
と言う雄叫びと共に、更にテレビをバンバン叩き出し、
そのままうつむいてしまいました。

僕はそんな彼に元気を出してもらいたく、
「I like curry……」(僕はカレーが大好き…)と囁いてあげました。

正直、発音とかは完璧だったと思います。


所がその時、テレビを叩く騒音から隣に住む住人から
「隣で外人が暴れてます!」と言う通報が警察に入り、
10分もしないうちに玄関の前には2台のパトカーが現れ、
4人の警察官が僕の部屋に飛び込んできました。


それに驚いたガーナ人は慌ててベランダに逃げ込みました。




僕は警察官に事情を説明し、ベランダに向かうと……
ガーナ人は星を見て泣いていました。「星が綺麗やわー。」

ガーナ人は星が大好きだなぁ。優しいよ。本当に優しいよ。


すると、そこにひょっこり顔を出して来た警察官の姿をみて、
ガーナ人は興奮したのか、物干し竿を手に、警察官の喉を突き刺したのです。


……警察官はその場に倒れこみました。

その瞬間、他の警察官が腰に付けていた拳銃を思い切り発砲してきたのです。

「パン!…パン!パパン!」



…………ぐっ。



撃たれた僕は、ゆっくりと膝をつき……傷口を覆うと手には真っ赤な血がついていました。


「あー僕は……撃たれたんだね…。」


少しぼやける視界、そして傷口は痛いと言うより熱いと言う感じでした。

僕は這いずりながらも暖かい部屋の中に戻ると
ガーナ人は台所でカレーを作る支度をしていました。


ガーナ人はこんな僕の姿を見ると
「it is waiting and curry is made now!」
(待っててね、今カレー作るから!)




ガーナ人は優しいなぁ。本当に優しいよ。


僕は彼の言葉を信じて、カレーが出来るのをじっと待つのです。

目を、閉じながら……。






と言う様な多国籍ラブストーリーの映画とか小説でもあったら、
絶対面白いだろうなぁ。
と2時間考えておりました。


「ので遅刻をしてしまいました!」

と言う理由はもし就職してからも通じないだろうなぁと思いました。


何だよ、これ。
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by yamanonadeshiko | 2005-07-17 20:31 | 日記
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